教育学部本館前
学部を卒業後、さらに教育や専門分野の研究を深めたい人のために、あるいは現職教員の高度な
リカレント研修のために、大学院教育学研究科(修士課程)が設けられています。
教育に関する学術の理論および応用を学ぶことで、高いレベルの教員を養成し、社会の教育文化発展に
寄与しています。また、生涯学習に対応し、地域社会に密着した多様な活動を通して、地域文化の創造に
貢献できる人材を養成します。
学校教育専攻
学校教育専修
学校教育専攻においては教育学・教育史、教育社会学・教育内容・教育方法、教育心理学、発達心理学、幼児教育の
6分野から構成されています。
特別支援教育専攻
特別支援学校教育専修(2年課程)
特別支援教育,障害者医療・福祉の現実的諸問題に適切に対応できる人材の養成を
目的にしています。入学者が持つ基礎知識・技能の上に,障害児教育,心理,病理の
専門的知識を積み上げるとともに,実践研究や実習を通して総合的な障害理解,人間
理解を深めます。
特別支援教育コーディネーター専修(1年課程)
小・中学校,特別支援学校において,特別支援教育コーディネーターとして活動す
るために必要な障害児の教育,心理,病理について学習するとともに,学校現場での
実習や小グループでの演習を通じて実践的な技量を身につけることを目的にしていま
す。現職教員等については,入学試験で筆記試験を課さない特別選抜を実施しています。
教科教育専攻
国語教育専修
日本人の思考の源となる言語感覚を豊かにし、国語を尊重する態度を涵養する態度を育てるためのカリキュラムを構成しています。
国語学・国文学(古典・近代)・漢文学・書写書道教育・国語科教育を専門とする教員が指導に当たります。
社会科教育専修
社会科教育専修では、社会科の実践的基礎となる歴史学、地理学、政治学、経済学、社会学、倫理学・哲学等の
専門的研究やそれに基づく社会科教育の理論的研究を行い、社会科教員として必要な専門的資質及び研究能力の向上と、
社会科教育の諸問題にかかわる教育実践力の向上を図ります。複数教員による懇切な指導を行っています。
数学教育専修
教科内容を講じる専門分野としての代数学、幾何学、解析学の3分野、及び、教科教育の専門分野である数学科教育の
4分野から構成されています。各分野における研究を基礎としながら、附属学校等との共同研究などを通して、数学科教育の
理論的探究と実践的能力の育成とを図っています。
理科教育専修
自然に対する好奇心・探究心をもち、自然科学諸分野の教育・研究に関する基本的な専門知識および技能を有する人を求めます。
専門書や論文の輪読、演習や実習、授業に関する多面的な構想や省察を通して、理科教育に関する理論的・実践的・開発的な
研究能力と教育実践力を養います。
音楽教育専修
音楽および音楽教育に関して、高度な専門的技能と知識をもった人材の育成を目的としており、音楽教育・声楽・器楽(ピアノ・日本の太鼓)・
作曲・作曲理論・音楽学の専門分野の研究とともに、大学院生の研究に各分野からも援助を行い、幅広い視点から研究が進展できるようにしています。
美術教育専修
美術および美術教育に関する専門的な研究を深めていきます。すなわち、絵画、デザイン、彫刻、工芸、美術理論・美術史などの
領域での専門的研究と、それらを基礎とする美術科教育の理論的実践的研究を行い、美術全般にわたる教育的能力の深化を図ります。
このことによって、学校現場における教育の質的向上に寄与できる人材、また地域社会における芸術・文化の進展に貢献できる
人材の育成を目指します。
保健体育専修
体育、スポーツ、健康に関わる諸問題について保健体育教育、体育学、運動学、学校保健の4つの専門分野から多角的に学修します。
少人数教室によって各自の問題意識を深めることで、高度な専門的知識と優れた教授技術を有し、教育実践の場において研究の推進者と
なりうる科学的思考のできる実践的指導者を養成することを目的としています。
技術教育専修
技術と情報に関する科学的な内容の知識を基礎として、「技術とものづくり」・「情報とコンピュータ」の観点から専門分野にとらわれることなく
関連分野を統合し、技術教育を幅広く理解して教育実践力を養うことを目標としています。最新の科学技術を学校教育へ適用するための
方法および教材開発、また、その社会的な位置づけ等を技術科教育、電気・電子技術、機械技術および情報技術に関する講義や演習を
通して、学習することができます。
家政教育専修
家庭科教育学とその関連分野に関する専門的知識および教育実践力を有する人を求めます。人とあらゆる環境・資源との関わり合い、管理等に関する
課題を通して、人間の成長・発達のうえで重要な人間・生活と環境の諸相を専門的に把握し、人間生活に関する教育実践力を養います。
英語教育専修
講義では、英語教育学・英語学・英米文学の分野において専門書や論文を購読し、基本的な知識を習得します。少人数精鋭のクラスなので、常に
活発な質疑があり、それに対して詳細な解説が与えられます。在籍する中学校・高等学校の現職教員は、自らの教育的技能を向上させるために、
理論から実践への対応の可能性について議論を展開します。修士論文では、興味・関心に基づいてテーマを設定し、多角的に研究を行います。
学校臨床心理専攻
学校臨床学コース
学校臨床に関する多様な問題を理論的に解明するとともに、これらの問題を解決するための臨床的実践力を培うことを目的としています。
今日、児童が健やかに成長・発達を遂げていく上での困難が増大しています。現職教員や将来教員を目指す人など専門的力量を発揮したい人を
求めています。
臨床心理学コース
今日、家庭、職場など様々な領域で増大している人間関係上のトラブルや個人的な問題、またコミュニケーションや組織の問題などに対して、
心理学、教育学の立場から、その原因やメカニズムを理論的に明らかにし、対処することをねらいとしています。