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教育学研究科の大学院生が「おもしろ理科教室」で藍の抜き染め実践を行いました【11月9日(土)】
2013/11/27
 平成25年11月9日(土), 愛大GP「伝統の継承プログラムを通したグローカルマインドの育成」事業として,教育学研究科2年の段王里菜さんが松山市教育委員会・松山市中学校理科主任会おもしろ理科教室実行委員会が共催する「おもしろ理科教室」で藍染めと抜き染めを使った伝統への興味・関心を高める実践を行いました。
 
 本事業は,本学が支援する教育改革促進事業(愛媛大学GP)で,今年度採択されたものです。忘れられようとしている地域の伝統を復権する作業を通して,自らの来歴を知り,伝統に立脚した人格を育成して,世界に通じるグローカルマインドを持つ人材を育成することを目的としています。
 愛媛県の伝統の織物に「伊予絣」があります。伊予絣は,藍染めを用いた織物で,明治36年には絣の全国生産量1位になり,愛媛県は伊予絣を通じて全国に知られていました。しかし現在,愛媛県を含む四国で藍染めは衰退しており,藍染めを知らない子どもたちが増えています。
 そこで,本事業では,伝統の継承プログラムを通じて,地域の一員として自覚と誇りを持って行動し,目的達成のために多様な人と協働する,グローカルマインドをもった次世代を担うリーダーとなる人材を育成することを計画しました。

 当日の「おもしろ理科教室」には,松山市内の理科が好きな中学生32人が参加しました。 まず最初に,段王さんが世界の藍染めの歴史と日本の藍染めについて,なぜ藍色に染まるのかという説明を行い,生徒たちは四国の伝統産業である「藍染め」と愛媛県の伝統産業である「伊予絣」について学びました。
 その後,木綿ハンカチを使った藍染めを行いました。生徒たちは,藍染めしたハンカチを乾かす間に,抜き染めの「型」となる切り絵作りをし,思い思いの切り絵を約1時間かけてカッターで切り取る作業に熱中していました。切り絵が終わった生徒は,乾かした木綿ハンカチの上に切り絵を載せて,台所用漂白剤を利用した抜き染め剤を使って抜き染めをしました。きれいに抜き染めできた生徒も,ちょっとだけにじんでしまった生徒もいましたが,その「にじみ」も風合いとして美しいものでした。
 3時間の実践時間いっぱいに使って,生徒たちは抜き染めしたハンカチをつくり,お土産として持って帰りました。 帰宅後,保護者の方と伝統について話し合ったことと思います。

 本事業の推進リーダーである段王さんが中心となって実施された本実践では,参加した中学校教員の方々からも「おもしろい!」という好評価をいただきました。学生は,このような実践を通じて,地域の一員として自覚と誇りを得,また目的達成のために中学校教員の先生方と協働し,グローバルな世界におけるローカリティについて思索を巡らせる機会を得ました。

 本事業は,11月22日に,再び道後聖母幼稚園で,藍染めした布の「抜き染め」を行いました。

段王さんによる藍染めの説明。段王さんは,藍染めした白衣を着ています。

抜き染め中。模様が浮かび上がっています。

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