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教育学研究科と教育学部の学生グループが道後聖母幼稚園で藍の抜き染めを行いました【11月22日(金)】
2013/11/27
 平成25年11月22日(金),愛大GP「伝統の継承プログラムを通したグローカルマインドの育成」事業として,教育学研究科2年の段王里菜さんをリーダーとする学生グループ8人が,道後聖母幼稚園で藍染めと抜き染めを使った伝統への興味・関心を高める実践を行いました。

 本事業は,本学が支援する教育改革促進事業(愛媛大学GP)で,今年度採択されたものです。忘れられようとしている地域の伝統を復権する作業を通して,自らの来歴を知り,伝統に立脚した人格を育成して,世界に通じるグローカルマインドを持つ人材を育成することを目的としています。
 愛媛県の伝統の織物に「伊予絣」があります。伊予絣は,藍染めを用いた織物で,明治36年には絣の全国生産量1位になり,愛媛県は伊予絣を通じて全国に知られていました。しかし現在,愛媛県を含む四国で藍染めは衰退しており,藍染めを知らない子どもたちが増えています。
 そこで,本事業では,伝統の継承プログラムを通じて,地域の一員として自覚と誇りを持って行動し,目的達成のために多様な人と協働する,グローカルマインドをもった次世代を担うリーダーとなる人材を育成することを計画しました。

 本実施は,教育学研究科2年の段王里菜さんを中心に,4回生の倉橋広樹さん,後藤歩未さん,和田敬行さん,3回生の黒下苗子さん,橋崎友衣子さん,余越莉絵さん,前田莉菜さんの8人の学生による活動です。
 今回の実施では,学生たちが以下の3点を考慮し合った結果,実施に先立ち,木綿のハンカチの藍染めと抜き染め用の切り絵(動物やキャラクター模様)を用意しておき,園児に切り絵を選んでもらって,抜き染めを体験してもらうことにしました。

 話し合いのポイントは以下のとおりです。
(1)藍染めは,水に溶けない藍を還元剤を用いて水に溶かします。このとき,藍を水に溶かすためには水溶液を強アルカリ性にする必要があり,強アルカリ性水溶液はタンパク質や繊維を溶かすので,使用の際には皮膚や顔,衣服にかからないように細心の注意が必要となります。
(2)抜き染め用の切り絵を作るためには,はさみやカッターを用いて紙を切り取る必要があり,使い慣れていない園児がいた場合,怪我の心配があります。
(3)今回は大人数での実施であり,時間も90分に限られていますので,すべてを行うことはできません。 

 当日は,道後聖母幼稚園で年長組52人が参加しました。事前に藍染めした45センチ四方の布を配り,園児に思い思いの切り絵を選んでもらいました。「大人になっても使いたいから,お洒落な柄で」という子もいれば,「どうしてもポケモンとカービーがいいから,(その切り絵が使えるまで)待つ」という子もおりました。抜き染めが終わると,園児は思った柄が抜き染めされていることに,とても驚き,楽しそうにしていました。
抜き染めは昨年に続いて2度目の実施でしたが,園からも大変好評で,ぜひ来年も実施して欲しいとご要望をいただきました。

 本事業を通じて,学生は,園の先生方と協働し,園児の地域への愛着を養成することで,地域の一員として自覚と誇りを得て,グローバルな世界におけるローカリティについて思索を巡らせる機会を得ました。

 なお、この活動は,愛媛新聞様の取材を受け平成25年11月25日付けの朝刊に記事が掲載されました。

抜き染め剤を塗っています

園児とハイタッチで終了しました

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