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科学イノベーション挑戦講座の受講生たちが上野製薬株式会社R&Dセンターを訪問しました
2015/09/09
 平成27年8 月3 日(月),教育学部で実施している《科学イノベーション挑戦講座》の受講生たちが上野製薬株式会社R&Dセンターを訪問しました。
 科学イノベーション挑戦講座は,国立研究開発法人科学技術振興機構の次世代科学者育成プログラムメニューB採択事業として3年目の実施になります。
 今年度の企業訪問では,昨年度から研究を支援いただいている上野製薬株式会社のR&Dセンター(兵庫県三田市)に,中学生4人,OG高校生2人が,大学生3人,大学院生1人とともに訪問しました。上野製薬株式会社は,化学薬品・食品の二つの事業部門で構成され,自社研究開発を重視した総合薬品メーカーです。
 当日は,センターの方から,私たちの食を守る食品添加物の腐敗防止及び食中毒リスク低減について,講演をしていただきました。私たちの食生活を支える冷蔵低温流通と食品添加物ですが,冷蔵しても有害菌は増殖することがあり,また冷蔵には多大な電力が必要であること,電力事情が逼迫している今だからこそ,食品添加物の技術が必要であることが説明されました。食品の腐敗防止研究を行ってきた受講生にとっては,さまざまな食品添加物の使用法を理解することができ,自らの研究内容とその価値について理解を深める貴重な機会になりました。
 その後,受講生たちは,利用する食品に合わせて用いる食品添加物製剤を調製する研究現場を見学し,研究者が利用する機械や操作に強い興味を示していました。また,研究者から,クリーンルームやオートクレーブ,味覚センサーなどについて解説がありました。
 見学後には,質問の機会をいただき,受講生たちは,食品保存料に耐性を持つ新種菌は生まれないのか,新しい食品添加物製剤を開発するのにどのくらいの期間が必要なのかなど,自らを研究現場に置いた場合を想定した質問を積極的に行いました。そして,昼食時の懇談会では,新しい科学の考え方や科学研究と私たちの生活との関連性について,多くの示唆を得ることができました。
 企業見学の貴重な機会を与えていただいた上野製薬株式会社に深く感謝いたします。

腐敗防止及び食中毒リスク低減効果について解説

味覚センサーの解説

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