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最近の出来事(記事詳細)
≪科学イノベーション挑戦講座≫受講生が第1回愛媛大学国際科学・文化キャンプで英語発表に挑戦しました
平成28年3月3日(日),教育学部≪科学イノベーション挑戦講座≫受講生が第1回愛媛大学国際科学・文化キャンプで英語発表に挑戦しました。
 科学イノベーション挑戦講座は,国立研究開発法人科学技術振興機構の次世代科学者育成プログラムメニューB採択事業として3年目の実施になります。
 今回,第1回愛媛大学国際科学・文化キャンプ(The 1st Ehime-Matsuyama International Camp for Science & Culture,通称EMICA) において,小田瑞葉さん(本学附属中2年生),高橋史恵さん(本学附属中3年生),中西優奈さん(久米中1年生),藤村颯さん(松山西中等教育3年)の4人が,科学イノベーション挑戦講座で他の中学生と一緒に進めてきた「デンプンの加水分解反応」,それを利用した「おいしい水飴,甘酒造りについて」の研究について,「Study of the reaction rates in the hydrolysis of various starches and the taste test of the products」というタイトルで英語で発表し,フィリピン大学附属高等学校生8人と国際交流しました。

本研究は,「デンプンを加水分解した製品」,「水飴と甘酒造りについて」に注目し,化学反応とおいしさの関係について研究を行いました。蒸し米から甘酒を造る研究では,デンプンを加水分解するための酵素として,アミラーゼとマルターゼ,甘酒糀を用い,それぞれの反応速度を検討しました。
 その結果,アミラーゼとマルターゼの両方を用いたときがもっとも反応速度が速く,麹菌の生物発酵である甘酒糀を用いたときがもっとも反応速度が遅いことが明らかになりました。しかし,この反応は6時間かかるため何度もくり返すのが難しいことが課題でした。そこで,デンプンが糊状になるまで水の量を減らし,糊化したデンプンを用いて加水分解反応を行う手法を検討しました。この水溶液を煮詰めたものが水飴です。甘酒から水飴に条件を変えることで,20℃低い温度で反応速度を6倍に上げることができました。水飴でも甘酒と同様にアミラーゼとマルターゼ,麹菌について反応速度を検討しました。その結果,加水分解反応はデンプンの種類によって異なること,アミラーゼとマルターゼを両方用いたときがもっとも速くなることが明らかになりました。このように加水分解反応の条件を検討した後,つくった水飴と甘酒のおいしさについて検討しました。おいしさというのは個人の好き嫌いが強く影響します。そのため,食品会社などでは官能評価という統計評価を用いて,「一般的なおいしさ」を研究しています。本研究も官能評価を採用し,7つの評価項目でおいしさを評価しました。その結果,中西さんが開発したイチゴ甘酒ゼリーとみかん甘酒ゼリーが,すべての調査項目でほぼ最高値を記録しました。
 発表後に,中西さんがつくった甘酒ゼリーと野崎さんのつくった伊予のはだか麦水飴を,フィリピン大学附属高等学校,本学附属高等学校,松山東高等学校,松山南高等学校,高等学校教員に試食してもらいました。どちらも高評価で,中学生が新たな価値をもつ製品の開発に成功しました。
 今後は,開発した製品をどう活かすのかについて検討を続ける予定です。
フィリピン附属高校生と日本の高校生に英語で研究発表しました
フィリピン附属高校生と日本の高校生に英語で研究発表しました
フィリピン附属高校生と日本の高校生に英語で研究発表しました
フィリピン附属高校生と国際交流しました
フィリピン附属高校生と国際交流しました
フィリピン附属高校生と国際交流しました


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