• 愛媛大学教育学研究科では, 大学院生の皆さんが修士論文を指導教員とともによりよいものとして完成させていくために, リサーチ・ルーブリックを作成し,指導に導入することにしました.下記の手順に従ってご活用ください.
  • 利用の手順
    1. ルーブリックのフォームをダウンロードします。
      1年生次用ファイル
      2年生次用ファイル
    2. 現時点での修士論文の進捗を指導教員と共有します.
    3. 大学院生と指導教員がそれぞれ個別にルーブリックを使って評価します.評価理由も書いてください.
    4. 大学院と指導教員で書き込み済みのルーブリックを持ち寄って評価内容のすりあわせをおこないます. 大学院生は自分の評価結果と理由について指導教員に説明します.その後,指導教員が評価結果と理由について説明します. 大学院生は指導教員の評価結果について説明を求めてください.曖昧な点は質問等をして今後の改善点や課題を明確にしてください.
    5. 協議の結果,大学院生と指導教員の双方が合意したルーブリックを印刷して教育学部チームに提出してください.

  • 令和5年度前学期の締め切り:
    • 令和5年9月22日(金)午後5時
  • 令和5年度後学期の締め切り:
    • 最終学年の大学院生:令和6年1月22日(月)午後5時(修士論文の提出にあわせて)
    • それ以外の大学院生:令和6年3月1日(金)午後5時
        


  • 詳細な説明は以下の通りです.

1 

・このルーブリックの目的は、本研究科における学位論文を、 指導教員とともによりよいものとして完成させていくことにあります。

・このルーブリックの各項目が学位論文の評価項目であり、 そのすべてがB以上となることを学位論文合格の基準とします。(B を集めたものが「学位論文審査合格基準」となります)

・このルーブリックは、学位論文の評価基準として作成したため、 学位授与の基準そのものではなく、その一部に当たると位置づけられます。

2 

・このルーブリックは、おおよそどの専攻・教科においても使用できるように作成した「基本タイプ」です。 本研究科の多様性を考えると、専攻・教科によってはそのままでは評価しづらい項目が含まれている可能性があります。評価しづらい項目については、 指導教員と話し合った上で、記入しなくてもかまいません。また、専攻・教科によっては、部分的に変更したルーブリックを使用する場合もあります。 その場合は、指導教員から渡されるものを使用してください。

・このルーブリックは、本来「学位論文(課題研究)」についての評価基準のためのものですが、 論文以外の成果についての評価基準は挙げていません。「学位論文(課題研究)」の「課題研究」に該当するものがある専攻・教科においては、 それらについての評価基準、あるいは論文とそれらを合わせた評価基準が準備されていますので、そのルーブリックを使用してください。

3 使

・研究科入学時に、ルーブリックの意義・目的と使用法について説明します。(次年度から)

・大学院生と指導教員は、 教育学部HPからダウンロードして使用できます。

・大学院生は、各年度2回(およそ前半終了時点と後半終了時点) 各評価項目をチェックし、それを持って主たる指導教員と面談します。指導教員と評価をつき合わせ、研究状況について確認し、 今後の研究に役立てます。

・このルーブリックは、論文作成のプロセスそのものではないため、ある程度、論文作成が進まないと記入しづらい項目も多いはずです。 その際には、そのことについて指導教員と了解し合い、その旨を理由欄に記入します。

・大学院生は、面談の際に双方が合意したもの1部(プリントアウトしたもの)を 事務(教育学部チームに提出します。

・修士論文提出前には、すべての評価項目がほぼBに到達していることを指導教員と確認し合うための面談を実施してください。

・修士論文審査において、 最終的にすべての項目がBに到達していれば論文は合格となります。到達していない項目があれば不合格となります。

 ・ 使用上の不明な点などの問合わせ先は、教育学部チームです。

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