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上海万博「共同の万博・共同の歓楽」に教育学部生2人が参加
2010/07/16
平成22年6月29日(火),教育学部生2人と障がい者2人のダンスユニット「Lucky Bag from Matsuyama」が「共同の万博・共同の歓楽」に参加しました。
「共同の万博・共同の歓楽」は,上海万博で万博史上初となる障がい者館パビリオン「生命陽光館」が開設されたのを記念して開催されたイベントです。
イベントでは,中国や台湾のグループも歌やダンスを発表し,障がい者の芸術による豊かな国際交流が実現されました。
参加メンバーは, 愛媛大学ダンスAZ 所属の教育学部4回生 福岡小百合さん,同学部3回生 松山愛果さん,車椅子ダンサー 前田由起枝さん(松山市在住),岡田知子さん(伊予市在住)の4人です。
きっかけは,去年の4月,明治安田生命社会貢献事業に採択された「みんなのダンスパフォーマンスFUKUBUKURO~福袋~」(指導:教育学部教授 牛山眞貴子先生)でした。
この公演からエイブルアート・オンステージ東京公演に3作品が選出され、上演されました。その作品が上海万博関連事業に関わる委員の目に留まり,日本代表としてこの機会を得ることになりました。
発表作は,国内外で活躍中の舞踊家 高橋砂織さんのナビゲートで創作したダンス作品「Melody of blossom and sky」で,日本の「おはよう」「こんにちは」の挨拶や「鬼は外」など古来の風習を表現として取り入れたものでした。
公演では,1000人を超える上海の観客から, 「おはよう」が木霊のように返ってきたり,「You are No.1!」の声がかかるなど, とても良い反応を頂きました。
参加した2人にとって今回の経験は,障がいの有無に関わらず,アートは人々の心を結ぶことが実感でき,人間的にも成長できる良い機会になりました。
メンバー4人(岡田さん,松山さん,福岡さん,前田さん)
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作品のラストシーン
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