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教育学部で科学ジャーナリストの東嶋和子さんが講演
2010/12/06
 平成22年12月3日(木)に,教育学部大講義室で,フリーランスで科学分野を中心に取材執筆をされている科学ジャーナリストの東嶋和子さんをお招きし,「学校では教えない環境とエネルギーの話」と題しご講演いただきました。


 この講演会は,時事通信社との共同で「環境とエネルギー問題」に焦点を当て開催され,将来教員を目指す学生や環境問題に関心をもっている学生や教職員約100名が参加しました。
 講演では,ヨーロッパ各国(フィンランド・スウェーデン・ドイツ)のエネルギー事情を取り上げ,「エネルギールネサンス(原子力ルネサンス)」と呼ばれる「地球環境」と「資源危機」の両面から,世界各国において再生可能エネルギーと原子力エネルギーが再認識され,活用されていることや,日本の世界最先端のクリーンな石炭利用技術を世界に普及すれば,地球環境問題に大きく貢献できることなどについて,詳細なデータやご自身の取材に基づき,ユーモアを織り交ぜてお話いただきました。
 また,日本のエネルギー自給率が4%と世界各国と比較し著しく低いことを挙げ,資源小国・経済大国である日本が生きる道として,「地域の風土に根差した「適材適所」のエネルギーを地産地消すること」,「地域の資源を生かして融通しあうこと」の必要性とその課題についてお話されました。
 さらに,参加した学生に対し,広い見地から,自分たちの地域でどのような未利用エネルギーがあり活用できるか,また,エネルギー自給率を上げるためにどのような政策策がとれるか是非考え行動してほしいこと,また,環境問題のみならず,身の周りの課題への取り組む際には,「手近なこと,小さなこと,賛同してくれる人」を大事にして始めましょうと呼びかけられました。
 講演終了後には,参加者から伊方原発をはじめとする原子力発電所の安全性などについての質疑応答があり,「環境とエネルギー問題」への関心がより一層高まったようでした。

講師の東嶋和子氏

講演会の様子

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