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平成23年度 第1回 愛媛大学教育学部合同研修会報告
2011/04/30
平成23年4月21日(木)午後3時から,愛媛大学教育学部合同研修会が教育学部で開催されました。教育学部および附属学校(園)の教職員約200人が集まりました。愛媛大学教育学部合同研修会は,「愛媛大学教育学部(以下「学部」という。)及び附属学校(園)の合同研修によって,教員養成学部としての使命の達成に貢献することを目的とする」(同規程第2条)研修会です。その規程は昭和29(1954)年に制定され,毎年,教育学部と附属学校(園)の教職員での研修を進めてきています。本年度第1回は,全体会と部会,懇親会が行われました。
全体会は教育学部大講義室で開催されました。合同研修会会長である壽卓三学部長が,教育学部と附属学校(園)の様々な連携をよりいっそう強固にし,特に,附属学校(園)の研究主題に関わる共同研究を推進すること,教育実習への連携のあり方などを挨拶で述べられました。その後,附属学校(園)および学部に着任した教員の紹介がありました。
協議では,「学部と附属学校園との連携の在り方について:研究と実習に焦点を当てて」のテーマで,
①研究については,「心が動く,心がつながる,生きた音楽を求めて」と題して,井上洋一先生や共同研究に参加した学生が発表しました。②実習については,「教員養成と教育実習」と題して,実習カリキュラム委員長の山﨑哲司先生が発表し,その後,「教育実習の在り方について」と題して,附属中学校長の佐藤栄作先生が発表しました。
3本の報告がありました。教育学部と附属学校(園)の研究と教育実習での連携のあり方について,改めて認識することができました。
部会は,全体会終了後,教育学部各研究室等で開催されました。14の研究部(教育経営(道徳・特活),国語,社会,数学,理科,生活科・総合的学習,音楽,美術,保健体育,技術・家庭,英語,幼児教育,特別支援教育及び養護)と学部と附属学校(園)の管理職等による部会,に分かれて,学部と附属学校(園)との更なる連携協力,附属学校(園)の研究主題に関連した共同研究の方向性,教育実習の状況や学生の状況,教育界の動向等の意見交換をしました。
最後に,大学会館にて懇親会が開かれ,和やかな雰囲気の中で,更なる親交を深めました。