2006年　第53巻　第1号

教育科学
プロイセン1850年憲法教育条項における国家と教会
山本 久雄
H.アーレントにおける「出生」の存在論的意味
山口 充
「ドラッグ」経験者のライフヒストリー（２）
―　フィールドに基づく薬物乱用防止カリキュラム開発　―
白松 賢
日本の児童生徒における人間の多様性への寛容について
―　研究覚書　―
渡辺 引純
出張講義における高校生の行動に関する研究
―　「科学的心理学」の講義について　―
佐藤 公代
青年における泣きの対人的表出制御と関連要因の検討
―　「ひとりになって泣くこと」と「人前で泣くこと」　―
橋本 巌、澤田 忠幸、松尾 浩一郎、武知 幸恵
教員養成学部におけるカウンセリング分野の教育システムの開発
―　自らのこれまでの研究とこれからの研究方針について　―
相模 健人
近代化産業遺産を生かしたまち学習
―　高校生によるインターネットまちづくり発信　―
河野 義知、曲田 清維
A cross-sectional survey of schoolchildren and their parents concerning the risk of stranger danger to children on their way to and from school Second report : The study of developing concrete measures of the safety of child in the local community
松本 美紀、高橋 治郎、田中 美紗、向井 康雄、加藤 匡宏
高等学校家庭科教科書における衣生活領域の検討
杉村 桃子、綿引 伴子
療育に関わる各専門家の考え方についての研究（第１２報）
越智 恭恵、岡村 健一、久保 由美子、高杉 裕美、水本 憲枝、田内 広子、長尾 秀夫
総合型地域スポーツクラブ育成のための住民調査（２）
―　愛媛県松山市しおみクラブの場合　―
堺 賢治、藤原 誠、伊賀上 哲旭、山本 孔一
小児用語想起課題作成の試みⅣ
―　文字語想起課題の質的検討　―
山下 光、藤井 友美、小川 隆夫、村井 敏宏、中尾 和人、藤田 香名子、瀧口 紗緒理、川端 瑞恵
L1 and L2 working memory : An investigation into the domain specificity and processing efficiency issues
池野 修
自然科学
乾燥剤を付加物として用いた（8－ジシクロペンタジエニル）ジフェニルメチルアルコールの熱分解反応
熊谷 隆至、山本 千春
海草中のヒ素含有量と食品としての安全性について
小川 梨絵、佐野 栄、榊原 正幸
コオロギ相撲の教材化
宇都宮 健太、渡邉 重義
人文・社会科学
音律の検討Ⅲ
―　１２等分平均律、バッハ音律、ヴェルクマイスター音律、ヤング６分の１音律における和音の響きの相違　―
岸 啓子
元代の水運・海運をめぐる諸論点
―　河南江北行省との関わりを中心に　―
矢澤 知行
日本学界におけるイギリス中世史料論研究の動向
―　中世初期・盛期を中心に　―
森 貴子
松山市における仮設の公共サインに関する研究
千代田 憲子
北京市における土地利用の空間的変化とその景観分析
張 貴民、菊地 俊夫、王 鵬飛
資料；女性・子どもに関わる性の動向と危機対応、諸課題（１）
―　新宿１９６５～９０s.の検討を中心に　―
田中 弘子
河南民族博物館旧蔵甲骨拓本調査記録
東 賢司
ハイデガー存在論における「不気味さ」の位置価
―　ハイデガーの思索を貫く視座　―
寿 卓三